自称ネアンデルタール人について

地球上に現れた人類はこれまで27種類だという。26種は全て滅んだ(人類進化700万年の物語-私だけがなぜ生き残れたのか‐ 青土社)。ネアンデルタール人は現在の人類(ホモ・サピエンス)の前に滅んだ人類の一種であるが、現生人との混血(交雑)の期間もあったとされる。現生人の遺伝子の2‐3%はその名残をとどめている。

ネアンデルタール人は現生人より体格よく、つわものであって、大きな群れは作らなかったという。多数で群れなかったことが現生人に凌駕され、滅んだ理由であるという。

20年以上前、スエーデン人に招かれた際に、私の食べっぷりがワイルドだということで、頂戴したあだ名がネアンデルタール人であった。それ以来、私はひそかにネアンデルタール人を自称してきた。多数で群れない、という所が気に入っている。寝庵出樽人とは、あたかも樽でできた寝庵(寝床)から這い出てきたところを思わせて、心がちょっとな和む。

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