リハビリと姿勢

今年の酷暑は昨年以上であったと皆口をそろえて言う。おかげでこの夏は寝不足によって体力が削られ、昨年来のめまいや、夏場の帯状疱疹、坐骨神経痛、薬の副作用などが重なって、老化の階段を一つ下った気がする。めまいの専門的検査を受けた医師は、リハビリとして毎日30分の有酸素運動(ラジオ体操、卓球、回転運動など)が小脳を鍛えて回復につながると処方してくれた。半信半疑であったがリハビリは毎日の継続であるので、自分が毎日どのような姿勢で過ごしているかを観察してみると、緊張感に欠けただらけた姿勢(とくに座っているとき)で一日の大半を過ごしていることを痛感した(歩くときも足裏を地面上を引きずるように歩いている。我が家ではバイデンウオークと蔑視されている)。

リハビリ以前に日々の姿勢を良くしなければと思っているところに、良い姿勢についての記事があったので紹介する。よい姿勢を意識しながらリハビリに励みだしてからまだ短期間であるが、腰の痛み、張りが軽くなったような気がするのだが。リハビリは基本的に痛い、つらいもの。めまいのリハビリはわざとめまいが起きるようなことばかりするし(リハビリの後は1時間ほど気分が悪くなる)、術後の運動機能のリハビリはわざと傷口が痛むようなことをする。リハビリには乗り越えなければならないハードルである。健康な平生から体を動かしてしておけば済む話ではある(幸運の女神には後ろ髪がない:過ぎ去った若さは取り戻せない、ということらしい)。

良い姿勢は意識と日々の訓練から生まれると記事は書いている。半年、1年ごとに定点観測をやってみよう。

親に抗う18歳、老化に抗う81歳

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